クリエイティブディレクションとは「指示」することではなく、「未知の設計」をすること 宮前義之×田中直基 後編

田中

:まさにその通りですね。いいクリエイティブは、つくった側と受け取った側が分断されていない。受け取った側が「これは自分のものだ」と思える部分、つまり「参加」できる部分があるということですね。

僕がコピーを書くときも、その言葉が伝わったときに「あ、これは私も共感できる」と思ってもらえるような余白を残すことを意識しています。言われただけの言葉よりも、自分の中に取り込める言葉のほうが、体験として圧倒的に強くなりますから。共感って、要するに「参加」だと思っています。見せてもらったナラティブに心が参加する感覚。

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