日本マーケティング協会、1958年創刊誌を刷新 Podcast・YouTubeで週1無料配信 初回は神田明神

日本マーケティング協会(JMA)は7月、1958年創刊のマーケティング情報誌『MARKETING HORIZON』をフルリニューアルした。元陸上選手の為末大氏をナビゲーターに迎え、PodcastとYouTubeで番組配信を始めた。会員以外も無料で視聴・聴取でき、Web記事や紙冊子とも連動させながら、マーケティングの知見を広く届ける。

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MARKETING HORIZON EP.0

7月1日に番組紹介となる「Episode 0」を配信し、7月8日から本編の配信を開始した。第1回・第2回では、約1300年の歴史を持つ神田明神を取り上げている。

JMAは2026年度を組織変革の年「JMAメタモルフォーゼ2026」と位置づける。今回のリニューアルは、その象徴的な取り組みの一つだ。新しい『MARKETING HORIZON』では、JMAが2025年に34年ぶりに見直したマーケティングの定義である「マーケティングとは価値創造である」を軸に据える。この考え方を社会へ届けることが、今回の最大の目的としている。

JMAは新しい『MARKETING HORIZON』は、マーケティングの成功事例を紹介するだけの番組ではない、と説明する。「マーケティング=価値創造」の概念を実現しているケースを取り上げ、その理論化も行いながら、実務に使える知見を届けることを目指す。

想定する読者・視聴者も、マーケティング部門の担当者に限らない。ビジネスパーソンから、次世代を担う学生まで幅広く、「マーケティングの本質」を届けたい考えだ。

紙からWebへ、さらに音声・動画へ

『MARKETING HORIZON』は、もともと会員向けの紙媒体として発行されてきた。2022年には、紙媒体を残しながら、誰でも無料で読めるWeb版を新設した。背景の一つには、リモートワークの定着があった。紙媒体を会社へ届けても、以前のように多くの人へ届きにくくなったためだ。

無料公開によって会員価値が下がるのではないかという見方もあったが、JMAは会員価値を「情報を独占できること」には置いていない。公益社団法人であるJMAは、マーケティングの知と実践を社会へ広く還元することを重視する。知見を体系的に編集したコンテンツや、人とのネットワーク、実践につながる学びや刺激に価値があると考えている。

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