日本人の5人に1人は「空気読み同調タイプ」?日本人に見られる7種類の情報取得傾向

博報堂は7月7日、メディア環境研究所による「これまで興味・関心のなかった新たな情報」と出会い、関心を持つ際の意識や行動に関する調査結果を発表した。本調査は20代~60代の生活者1万4452人を対象に実施した。

世の中に流通する情報量が増加する昨今、生活者は自身にとって必要かつ心地よい情報のみで構築された「情報圏」の中で生活を営む傾向が強まっていることを背景として、新情報やコンテンツをどのように生活者に届けるかを課題として調査したもの。情報を取り入れる際の態度について39の項目を聴取した。

新情報取得タイプ 最大勢力は周囲に取り残されたくない「空気読み同調タイプ」

本調査では、生活者の情報の取り入れ方を「文字優先か/映像優先か」「世間の話題などの外部刺激優先か/自分の納得優先か」という2つの軸をもとにカテゴライズ。クラスター分析の結果、新しい情報の取り入れ方を7つのタイプに分類した。

情報の取り入れ方について最も割合が大きいクラスターは、最大勢力の周囲に置いていかれたくない「空気読み同調タイプ」。回答者全体の21.3%を占めており、映像よりも文字で、外部刺激優先の情報収集を行う傾向が強い集団だ。

情報収集を後押しする動機としては「世間の話題に取り残されたくない」「知っておかないと取り残されると感じる」といった周囲との同調を重視する意識項目が、全体平均よりも10ポイント以上高くなっている。また、「同じ情報を得るなら文字の方が楽(速い)」と回答した割合が59.9%、「文章による説明の方が頭に入る」が57.1%と過半数以上に。テキストで要点を手っ取り早く把握することを優先し、深く調べないという傾向も見られた。

以下、テレビ中心に情報の入り口としてリアルな会話や店頭、画像中心SNSも重視し、広告・キャンペーンとの親和性も高い「メジャー確信反応タイプ」が全体の18.1%、「メディア発信の情報は信用できない」と回答した割合がずば抜けて高く、ヨコ型動画・Web記事を重視し「自分だけの情報」を求める傾向にある「独自没入納得タイプ」が17.1%と続いた。

このほか割合が多い順に、テレビ中心に短く厳選された情報の要点だけを直感的かつ受動的に取得する「テレビ安心追従タイプ」が15.3%、データと根拠を最重視し、テキスト中心に複数検証を行い徹底的に確認する「精読論理考証タイプ」(12.8%)、流行への反応力が非常に高く、SNS情報を起点に行動する「先進先取活発タイプ」(9.6%)、情報接触そのものが極端に少ない「省エネ共感タイプ」が最も少なく5.7%という結果となった。

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