※本記事は月刊『宣伝会議』2026年10月号の連載 「急成長スタートアップ企業に聞く!『わが社のマーケティング戦略』」に掲載しています。
MNTSQ(モンテスキュー)
設 立 2018年
従業員数 125名(2026年6月末現在)
事業概要 企業向け契約業務プラットフォーム「MNTSQ CLM」の開発・提供
「すべての合意をフェアにする」を企業ビジョンに掲げる、リーガルテック企業のMNTSQ(モンテスキュー)。法律事務所が持つノウハウと独自の生成AIを掛け合わせ、契約書の作成から審査、管理、ナレッジ化までを一気通貫で支援する「MNTSQ CLM」を展開している。
創業は2018年。代表取締役の板谷隆平氏は長島・大野・常松法律事務所所属の弁護士だ。契約書の分かりにくさや、必ずしもフェアに契約が結ばれていない実態に対する課題意識が創業の原点となった。
主要顧客は、膨大な数の契約書を審査し、業務の効率化に課題を感じているエンタープライズ企業だ。国内上場企業の売上トップ100社のうち約40社が「MNTSQ CLM」を利用する。法務部門での利用が中心だが、事業部門などの隣接部門へと顧客の幅を広げつつある。
プロダクトのアップデートも継続して行ってきた。契約書のリスク検知にとどまらず、ビジネスの背景や過去の経緯に基づき法務AIが修正提案する機能が好評だ。
「リーガルテック領域は2020年頃が“元年”とされ、現在は一次ブームが落ち着いた段階」とマーケティング部 部長の岡本祐介氏。競合他社との違いをこう説明する。「他社が提供するサービスは、単一の契約書のレビューに強いものが多くあります。一方で当社の場合には、過去に交わした契約や、契約業務を進める際に欠かせない自社基準を法務AIにインプットすることで、過去の知見を踏まえて、その企業のビジネスの背景に合わせた契約書のレビューができる点に強みがあります」。
同社のマーケティング部は、約1年半前に発足した。商談の起点をつくるリード獲得に加え、ブランディングや、リードの育成にも取り組む。
2026年6月よりYouTube広告を配信、7月はタクシー広告、東京駅・大手町周辺を中心としたOOH広告を展開した。画像はOOH広告のビジュアル。
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