素材が「多い」or「少ない」どちらのジュースが売れる?

<図>
素材の少なさが購買意図を高めるメカニズム

素材が少ないと「加工が少ない」「より自然に近い」と消費者は感じ、購買意欲が高まる
※Kim et al.(2026) をもとに筆者作成

これは、私の博報堂時代の実体験にもあてはまります。当時、私が担当していた某讃岐うどんチェーンのマーケティング役員は常々、「うちのうどんは小麦粉と塩と水だけで出来ているのが特徴で、シンプルがゆえに美味しいし、家族が安心して来てくれるんです」と言っていましたし、実際テレビCMなどでも訴求していました。きっと、シンプルな素材であるという情報が、「うどん本来の美味しさ」というイメージにつながっていたのでしょう。

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5分でわかる! マーケティング論文の“ツボ”
岡田 庄生(法政大学経営学部 准教授)

国際基督教大学卒業後、博報堂に入社。約20年間、ブランドコンサルティングやマーケティング戦略の実務に従事し、部門長などを歴任。博報堂に勤務しながら法政大学大学院で学び、2022年に博士(経営学)を取得。2025年より法政大学経営学部准教授に着任。マーケティングやブランディング、ユーザーイノベーションの研究・教育に取り組むとともに、企業のブランド戦略、マーケティング、人材育成などの支援を行っている。著書に『ユーザー発案者効果』(碩学舎、2025年日本商業学会学会賞書籍部門奨励賞受賞)、『博報堂のすごい雑談』(SBクリエイティブ)など。日本マーケティング学会 常任理事。マーケティングジャーナル シニア編集委員。日本広告学会 理事。

岡田 庄生(法政大学経営学部 准教授)

国際基督教大学卒業後、博報堂に入社。約20年間、ブランドコンサルティングやマーケティング戦略の実務に従事し、部門長などを歴任。博報堂に勤務しながら法政大学大学院で学び、2022年に博士(経営学)を取得。2025年より法政大学経営学部准教授に着任。マーケティングやブランディング、ユーザーイノベーションの研究・教育に取り組むとともに、企業のブランド戦略、マーケティング、人材育成などの支援を行っている。著書に『ユーザー発案者効果』(碩学舎、2025年日本商業学会学会賞書籍部門奨励賞受賞)、『博報堂のすごい雑談』(SBクリエイティブ)など。日本マーケティング学会 常任理事。マーケティングジャーナル シニア編集委員。日本広告学会 理事。

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