札幌市は10月26日から、地上デジタルテレビのデータ放送とアプリを活用して市の広報誌『広報さっぽろ』の情報を配信している。『広報さっぽろ』は特集記事と市や区で開催されるイベント情報で構成されており、イベント情報をデータとして配信することでタイムリーな情報提供を目指す。
更新は毎週水曜日で、データ放送は札幌テレビ放送(STV)のチャンネルを通じて配信する。ジャンルや区、日付で検索できるようになったほか、市役所や区役所、市のコールセンターなどの連絡先も掲載している。災害時には緊急情報を随時配信するツールとして活用する予定だ。
今まで市内のイベント情報を一覧で提供していたのは『広報さっぽろ』のみだったが、これによりさらに手軽に検索できるようになった。「アプリ版なら市外の人も見ることができる。観光前などにイベント情報を確認していただければ」と市の広報担当者は話している。
『広報さっぽろ』はA4・40ページで、毎月市内の全世帯(約96万世帯)に配布されている。2018年4月号(4月1日発行)までは現行の情報量を掲載し、同年5月号(5月1日発行)からは特集記事を中心とした構成に変更する予定だ。
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