ブランディングエージェンシーの原宿デザインは3月17日、デザイナーの廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)と共に「新時代の和装」をコンセプトにしたブランド「sowaha」を発表した。同社初の自社プロダクトとなり、Rakuten Fashion Week TOKYOで公開された。
日本の伝統的な美意識を礎に、現代の生活様式に合わせたものづくりを行い、和装の発展を目指すsowaha。幾重にも重なった着物の衿を再現したジャケットや友禅染めをデジタルプリントしたドレスなど、和装の魅力を活かした商品を展開する。
立ち上げの経緯を原宿デザイン 代表取締役/クリエイティブディレクター 柳圭一郎氏は次のように話す。「当社は『ブランディングをデザインする』というミッションを掲げています。理想のブランディングを探求し続け、実践していく。それを体現するためにも、自分たちがこれまで挑戦したことのないブランディングに挑戦しようと考えました。加えて、自社プロダクトということで、よりダイレクトにブランドに向き合えると思います」。
また、sowahaでは、シーズンごとでなく長いスパンでのプロダクト展開を予定する。「現在のアパレル業界では、早いサイクルでの大量消費が常態化しています。ひとつの商品を長期的に取り扱うサステナブルな取り組みをできればと考えています」(柳氏)。
今後は、ファッションというカテゴリーとしてではなく、和装を通した、日本文化の発信を行う「文化的デザインプロジェクト」として、世界に向けての展開を目指していくという。
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