アーバンリサーチは4月22日、新たな機能性素材「UR TECH」シリーズの新キャンペーン「URBAN RESEARCH TECHNOLOGY Inc.」を開始した。伊藤沙莉と渋川清彦を起用し、架空の会社で働く研究員を2人が演じるWeb CM3本を公開した。2人の名刺やポラロイドと同社ロゴのみで構成される、謎めいたティザーの交通広告もスタートしている。
今回は「UR TECH」の中から、「高機能リネン」「ひやサラクール」「Smart Linen Touch」という3種類の素材を活用した商品を販売する。これに連動し、Web CMでは3つの機能を紹介している。
「高機能リネン」篇では、所長である渋川さんがペットボトルを70%再利用しながらもリネンの風合いが実現されているワンピースに驚く様子がコミカルに描かれている。
「ひやサラクール」篇は、伊藤さんが新商品の特徴を紹介し、渋川さんとネーミングを提案し合うというストーリー。快適な着心地だけでなく、ファッション性の追求をアピールした新商品を紹介する。
「Smart Linen Touch」篇には、洗っても「リネンの風合い」と「パリッと感」を両立するUR TECHを思い浮かべる伊藤さんのもとに渋川さんが現れ、次の製品発表を行うストーリー。
同時に東京都内の7駅、大阪府内の2駅でティザーの交通広告3種も開始。アーバンリサーチのロゴと、研究員である2人の名刺やポラロイド写真のみで構成されたグラフィック広告を展開中だ。
博報堂 Gravityのクリエイティブディレクター 佐々木裕也氏によると、架空の会社の設定でありながら徹底してリアルにこだわり、その中で、2人の名刺をつくってそれ自体をOOHにするなどのアイデアも生まれたと言う。
「実際に掲出された名刺は、浮き出し加工を施すバーコ印刷で行っており、本当に貼られているかのような質感も出すことができて、実際に触っている人なども見かけることができて嬉しかったです」(佐々木氏)。




