世界を獲る仕事は、遠い天才の産物ではない カンヌが映した「企業活動」の創造性

ストラテジーブティックBasestrategy代表、ContentAge(コンテンツエイジ)広告カンパニーCEOの筧将英さんによるカンヌライオンズ2026レポートの最終回。第1弾、第2弾に続き、「クリエイティビティとは、いったい誰のものなのか」という問いへの答えとは。

「創造性」と「インパクト」をどう両立させるか

今年のカンヌライオンズで興味を持った下記の3つのセッションについて、順に紹介してきました。

1. Inside Out: In-house or Agency?
インサイド・アウト:インハウスか、エージェンシーか

2. Stop Working in Advertising. To Engage You Need to Entertain.
広告の仕事をやめろ。エンゲージするには、エンターテインせよ

3. Creative Business Transformation Lions — Behind the Jury
クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門 審査員セッション

3つのセッションを通して私が感じたのは——「クリエイティビティは、いったい誰のものなのか」。

最終回となる今回は3についてです。

セッション3:クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門 審査員セッション

受賞作の裏側、「審査員は何を見て選んだのか」を語るセッションです。司会はLIONSのフェスティバル担当SVPテア・スケルトンさん。登壇は、審査員長で南アフリカTelkomのCMOグーグー・ムテンブ(Gugu Mthembu)さん、FP7 McCannのCEOタレク・ミクナスさん、AXAのグローバルブランドディレクター、ヴィルジニー・ベテルさんの3名。

審査の裏側が聞けるセッションはほぼ全てのカテゴリーであり、地下の小さなステージで聞くことができるが、ここで聞ける本音や裏話が最も価値があるとさえ思う

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