富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)で人気のVRアトラクションが今夏、東京タワーで同時展開されている。地下1階ではホラーアトラクション「戦慄迷宮」を原案とした「戦慄迷宮:迷 怪異覚醒」、3階では「FUJIYAMA」などの人気コースターをVRで体験できる「ほぼほぼジェットコースターV」を開催。いずれも7月18日にスタートした。
2つは、最初から一体の企画として計画されたわけではない。「戦慄迷宮:迷」は昨年に続く東京タワー開催が先に決定。その後、「ほぼほぼジェットコースターV」の出展も決まり、富士急ハイランドのコンテンツが偶然、同じ時期に東京タワーへ集まることになった。
そこで浮上したのが、「もはやTOKYO TOWERは仮想富士急ハイランド」というアイデアだった。3社合同でプロモーションを行うことになったという。
秋葉原を経て東京タワーへ 偶然重なった2つのVR
「ほぼほぼジェットコースターV」は、以前から富士急ハイランドで展開していたコンテンツだ。ダイナモアミューズメントは2026年から園外展開を進め、秋葉原で開催された「GiGO EXPO」への出展を経て、今夏の東京タワーでの開催が決まった。
その決定を、富士急ハイランドを運営する富士急行に報告したところ、「戦慄迷宮:迷」と同時期の開催になることが判明。富士急からの提案で共同PRが実現したという。
運営主体もそれぞれ異なる。「ほぼほぼジェットコースターV」はダイナモアミューズメントが運営し、富士急がコンテンツを担当。「戦慄迷宮:迷」はABALが主催し、コンテンツの制作・運営を担う。富士急は「戦慄迷宮」やジェットコースターに関するIPの使用許諾、コンテンツの監修、プロモーション面で連携している。
「ほぼほぼジェットコースターV」は、360度の実写映像と前後・左右・上下に動くモーションシートを組み合わせ、「FUJIYAMA」「ZOKKON」など5種類のコースターを再現する。営業を終了した「ド・ドドンパ」も体験できる。
