ChatGPTと過ごした時間の先には何がある? OpenAIが日本初のブランドキャンペーンを開始

OpenAIは、日本で初となるChatGPTのブランドキャンペーンを、8月9日よりデジタル、YouTube、デジタルOOHなどで順次展開している。

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本キャンペーンで描くのは、「アイデアを成果へと変えることを助ける、日常のなくてはならない伴走者のような相棒としてのChatGPT」だ。3つのストーリーを通じて、ChatGPTが仕事や生活において、人々が意味のある一歩を前に進めることをサポートする様子を描いている。

「今回のキャンペーンでは、ChatGPTを人の意図を理解し、考え、支えるパートナーとして描きました」と、クリエイティブディレクター/プランナーを務めた田辺俊彦氏。

3作品に共通する企画は、「観たことのない映画の、ラストシーンを描く」ということである。

「転勤先で新しい生活を始める人、好きな音楽を守りながら店を営む人、小さなドーナツ店から夢を広げていく人。それぞれがChatGPTと過ごした時間の先にある、静かな到達点を描いています。もちろん彼らの人生はそこから続いていくわけですが。

画面に流れるプロンプトは、いわばその映画のエンドロールです。主人公がChatGPTと交わしてきた対話が、映像には描かれていない物語を想像させていきます」

「TRANSFER」では、見知らぬ土地への転勤を現代の旅立ちとして描いている。流れる楽曲は、團伊玖磨の「宮本武蔵」。1954年に公開された稲垣浩監督の映画の楽曲だ。

「時代劇の道中ものへのオマージュを込めて4:3の画角、35mmフィルムで撮影しています。35mmの粒子や揺らぎを重ねることで、最先端のテクノロジーを描きながらも、作品の中心に人間の記憶や体温を残しました」

「Transfer」

「HIFI」では、予約や在庫、仕入れなどをChatGPTが支えることで、人間が音楽に向き合う時間を取り戻していく。
「効率化というより、自分たちが店を始めた理由へ帰ってくる物語です」

「Hifi」

そして「DONUTS」は、小さな店のアイデアが、新商品の開発やPR、地域の人々との出会いを通じて街へ広がっていく物語だ。

「Donut」

監督も演者も、長編映画のキャリアのある人をキャスティング。映像監督を務めたのは、第35回日本映画批評家大賞で新人監督賞を受賞した小島央大氏だ。日本映画の黄金期の映像表現から着想を得て、35mmフィルムによる緻密なワンカット撮影で、登場人物が一歩を踏み出す瞬間を描いている。

また、音楽もクリエイティブの重要な要素として位置づけ、團伊玖磨「宮本武蔵」をはじめ、杏里「Windy Summer」、環ROY「Offer」を各作品に使用した。

「AIの未来を大きな言葉で語るのではなく、一人の生活が少しだけ前へ進む瞬間として見せたいと考えました。テクノロジーの広告でありながら、最後に残るのは人間の表情と、その先に続く人生であってほしいと思っています」

スタッフリスト

企画・制作 OpenAI インハウス・クリエイティブチーム
Creative Lead International Scott Dungate (OpenAI)
CD+企画 田辺俊彦(TSUZUKU TOKYO)
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Designer International Donna Kwon (OpenAI)
Production Lead APAC Jennifer Chien (OpenAI)
監督 小島央大
DP 鎌苅洋一
照明 後閑健太
美術 原田恭明
制作 STINK FILMS JAPAN
編集 佐々木幸、伊達翔、渡辺智
ポストプロダクション NOMAD
メディア PHD
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