“ちいかわ”事件の頃から覚悟を決めていた── メルカリ、「ポケカ」で出品禁止を“有言実行” 口先だけではなかった方針転換の背景

メルカリは9月16日、ポケモンカードゲーム「30th CELEBRATION」関連商品の出品を禁止した。特定の人気商品を対象とした出品禁止措置は、今年5月の日本マクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」に続く対応。同社は当時の時点で「今後も出品禁止の可能性がある」と明言しており、まさにその方針を“有言実行”した形となる。

写真 ハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録

5月8日に日本マクドナルドがXに投稿した、ハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録

今回のメルカリの強硬な対応に対し、SNS上では消費者から歓迎する声も上がっている。Xでは「メルカリよくやった」とストレートに評価する声のほか、「めずらしくメルカリが仕事してる」と対応を見直すような投稿も見られた。

メルカリとポケモンは、2023年に「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結し、安心・安全な取引環境の構築に向けて連携してきた。今回出品禁止の対象となるのは、ポケモン社が販売する未開封の拡張パック「30th CELEBRATION」や、「30th CELEBRATION カードセット」(全9種)など。カードセットについては開封・未開封を問わず禁止され、これらを含むセット販売なども対象となる。ただし、開封済のシングルカードの出品は可能としている。

メルカリは今回の対応について、販売開始直後の取引増加によるトラブルや、取引する顧客への誹謗中傷など、マーケットプレイス内の安心・安全が損なわれる可能性があると判断したためと説明している。

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