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読売、子ども新聞創刊――小学館が協力、関東1都6県で発行

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(写真左から)小学館・相賀昌宏社長、読売新聞東京本社・老川祥一社長

読売新聞は21日、小学校高学年とその保護者向けの週刊新聞「読売KODOMO新聞」を3月3日に創刊すると発表した。タブロイド判・全16ページで、1週間のニュースを分かりやすく解説する。そのうち3ページに、それぞれ3分の1程度広告スペースを設ける。1都6県で毎週木曜日に発行する。定期購読は月決め500円で1部売りは150円。2月ごろには、テレビCMなど新聞以外のメディアを用いたPR施策を打つ見通し。見本紙の配布も行う。

発行部数について読売新聞東京本社の老川祥一社長は「当初から大量部数の発行はしない」と慎重な考えを示しつつ、「先行する朝日小学生新聞、毎日小学生新聞の部数に、なるべく早く追いつきたい」とした。

編集は、読売新聞の社会部に設ける担当チームが行う。編集記事のうち5ページは小学館に委託し、児童雑誌編集部が子ども向けの学習記事や実際に起きた事件などをテーマにした漫画を掲載する。そのほか、学習塾の四谷大塚の監修ページや、東京外国語大学による英会話ページも用意した。