インターブランドは10月3日、グローバルブランドの価値を金額に換算して評価する「Best Global Brands 2012」の結果を発表した。トップはCoca-Colaで、13年連続で首位につけた。またAppleが前年比2.3倍と大幅にブランド価値を高め、2位に躍進した。この増加率は同調査を開始して以来、過去最大となる。Coca-Colaのブランド価値換算は778億USドルに対し、Appleは766億USドル。首位に肉薄しつつある状況が明らかとなっている。上位20ブランドは下記のとおりで、テクノロジー関連のブランドの強さが目立つ。
またトップ100に初めてランクインしたのは、Pampers(34位)、Facebook(69位)、Kia(87位)、MasterCard(94位)の4ブランド。このほかブランド価値の増加率が高かったブランドとしてApple(2位、前年比129%増)のほか、Google(4位、前年比26%増)、Samsung(9位、前年比40%増)、Amazon(20 位、前年比46%増)、Oracle(18 位、前年比28%増)など。
2007年以来、トップ100入りを果たしたNissan(73位、前年比30%増)も高い増加率を記録しており、欧州やロシア、中国において存在感を示した結果と見られる。
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