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ウェアラブルカメラ「GoPro」で撮影したDVDが店頭で共同販促

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日活は、同社が3月4日に発売した廃道を題材としたドキュメンタリーDVDの第2弾『廃道ビヨンド』の発売において、ウェアラブルカメラ「GoPro」と共同販促を行った。

撮影でGoProを使用したことから共同販促が実現。

『廃道ビヨンド』とは、使われなくなった「廃道」を探索するという内容のDVDで、この撮影において、出演者がGoProを装着、その映像が多く使われていることから、DVDの発売にあたってGoProの日本総代理店であるタジマモーターコーポレーションとタイアップ。

GoProNIPPONのフェイスブックで、撮影に使われたことやダイジェスト映像をシェア。

また、旗艦店である東急ハンズ渋谷店のGoProコーナーを拡大展開する際に、タジマモーターコーポレーション担当者から同DVDの話を聞いた同店売り場担当者が興味を持ったことで共同販促が実現した。

東急ハンズ渋谷店のGoProコーナーで、DVDも一緒に販売。スタッフブログにもこの件が取り上げられていた。

具体的には、売り場で撮影に使われたことを告知し、『廃道ビヨンド』のリーフレットを設置。さらに、設置されたモニターでは予告の放映を行ったうえで、店頭で販売も行った。渋谷店のスタッフ・ブログでもこの共同販促について書かれていた。

東急ハンズは「何か面白いものはないか?」という動機で来店する客も多い店舗。そうしたところで接点を設けたことで、より広い層にDVDをアピールすることができた。

GoProにとっても、個人の趣味として楽しむだけでなく、映像パッケージとして販売されるものの撮影にも活用されているほどの性能であることをアピールする機会となった。

同作のプロデューサーは、「通常、続きもののDVDというのは初回の販売を下回ることが多いが、今回は共同販促による店頭施策はもちろん、前回好評だったネットとリアルを連携させたプロモーションも実施。それが奏功して売り上げにつながった」と話す。

その結果、AmazonのDVDベストセラーランキング・ホビー実用部門、日本映画ドキュメンタリー部門で1位、日本映画総合部門で9位となるなど、前作の約1.5倍の販売枚数(3500枚)に届きそうな勢いだという。

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