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世界中の人を動かす「Ingress」が平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭の大賞に

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Photo: Google’s / Niantic Labs
エンターテインメント部門 大賞 『Ingress』 Google’s Niantic Labs(創業者:John HANKE)

「エンターテインメント」「アート」「アニメーション」「マンガ」の4部門において、優れた作品を世界中から募り顕彰、展示・上映を行う国際的フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」。第18回目となる今回は、71カ国から3,853作品の応募があり、その中からエンターテインメント部門で「Ingress」(Google’s Niantic Labs)、アニメーション部門で「The Wound」(Anna BUDANOVA)、マンガ部門で「五色の舟」(近藤ようこ/原作:津原泰水)がそれぞれ大賞を獲得した。アート部門の大賞は、該当なしとなった。

エンターテインメント部門で大賞となったゲームアプリケーションの「Ingress」は、Google MapsやGoogle Earthなどの技術を応用し、現実世界と仮想世界をつなぐ“陣取りゲーム”だ。現実世界で歴史的・文化的に価値のある場所が、仮想世界では「ポータル」と呼ばれるエネルギー源となる。プレイヤーは二つの勢力に分かれ、仲間と協力しながら「ポータル」を獲得し、陣地を形成していく。ゲームを楽しむうちに、自然と各土地の文化的な価値が宿る場所に辿り着き、他のプレイヤーとの交流も進んでいく仕掛けだ。いまやプレイヤーは200カ国以上に存在している。文字通り、世界中の人々を動かしている点が評価されての大賞となった。

受賞作品は以下の通り。

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