映画「進撃の巨人」タイアップ企画実現の舞台裏〜“前例通り”が通用しない時代のADパーソンの仕事術

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広告の世界にデジタルが浸透し、コミュニケーション設計が複雑化した時代。加えて広告とPRの融合の必要性が叫ばれ、宣伝活動において、ますますアンコントローラブルな要素が増えています。前例通りが通用しない時代だからこそ、成否を左右するのは、戦略以上に実行する人の気の力!?これからの時代に必要とされる広告会社営業担当の仕事術を考えます。

チーム力を結集した「進撃のゲオ」キャンペーン

――お二人とも転職を経てジェイアール東日本企画(jeki)に入社されたんですよね。他の会社での経験があるからこそ見えるjekiの特徴があると思います。

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営業本部第三営業局第一部長
久保 隆広氏(49歳)
2007年入社。前職は広告代理店(メーカー系のハウスエージェンシー)。入社以来、営 業を担当する。

久保:

前の広告会社で勤めていた頃は個人商店的に動くスタイルでしたが、jekiはチームの力を結集して動く会社だなと思いました。

飯岡:

私が感じている社風を一言で表現すれば真面目。コツコツと仕事に向き合う真摯な姿勢の人が多いなと感じました。

久保:

確かに営業を見ても、一生懸命で真面目な人が多いですね。クライアントの企業規模や受注額の大小にかかわらず、すべての仕事に全力で取り組むというか。あとは媒体社という側面のほか、「ポケモン」をはじめとした様々なコンテンツに携っているので、営業にしてみればセールスできる商品があって、新規の企業にも行きやすいところはあります。

――お二人が共に仕事をしたゲオの「進撃のゲオ」キャンペーンも、まさにコンテンツを活用した企画の好例ですね。

久保:

ゲオさんとのお付き合いは2014年から始まりましたが、その時は米国の人気ドラマ『24-TWENTY FOUR』の先行レンタルのプロモーションという単発のキャンペーンを受注しました。

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