滞在していたアフリカのケニア。
その首都ナイロビにはアフリカ最大級のスラム街があり、その名をキベラスラムと呼びます。キベラには100万人以上とも言われる人達が住んでいて、その大多数がいわゆる低所得者層の人達です。無職の人も多くいるようです(低所得者層=年間3,000ドル未満所得)。
今回はそんなキベラスラムに訪問してきたので、キベラスラムではどんなものが売られているのか、何があるのかという視点で、皆さんにご紹介できればと思います。
※ Wikipedia による Kibera(キベラ)の解説はこちら(英語)
ここがスラムの入り口のようです(後ろのほうに細かく見える街も全てスラム街)。
彼らの住宅は主に木の枝と、泥(or家畜の糞)から出来ているようです。屋根はトタンが中心でしたが、既に長年使い古されているようでボロボロの屋根が目立ちました。
ここはメインストリートに近い部分であり、実際に人々が生活しているところは入り組んだ路地の中にあります。衛生環境は非常に良くはありませんが、近所の人同士が仲よさそうで日本の比べると少し羨ましいと感じる部分もありました。
これは彼らが調理時に利用する燃料です。見たままですが、木炭です。この量で約40円だと言われました。別の場所では日本でいう七輪のような木炭を燃やすための容器も売られていました。
これは使い古された木炭の屑を集めて、それを固めたものです(恐らく牛糞か何かで固めています)。こちらは先の木炭よりも、着火しやすいということで着火剤代わりに利用されているそうです。販売スタッフがいなかったために値段は不明です。(次ページに続く)
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