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D&AD 幹部委員会にGoogleのCDが参加

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Tom Uglow氏。
Googleの前には、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ、医療支援の公益信託団体ウェルカム・トラスト、ランダムハウスなどに務めた経歴を持つ。日曜プログラマーの顔を持つ一方、空いた時間には、絵を描いたり、本を制作したりするという。

国際広告賞D&AD賞を主催する団体、D&AD(本部=ロンドン)の幹部委員会選挙がこのほど実施され、2011年度の顔ぶれが決定した。今年は、Googleのクリエイティブディレクター、Tom Uglow氏が委員の一人を務める。Uglow氏の手がけた仕事は、世界中の人々が同じ日に撮影した映像を編集してドキュメンタリーに仕立て上げた「Life in a Day」など。ほかにYouTubeやブラウザ「Chrome」関連のクリエイティブに携わっている。

Uglow氏の役職は「Creative Practioners Working in Business」というもので、広告主とD&ADの関係強化の役割を果たす。過去には広告主企業に所属する人物のほか、大学教授などが就いていた。

委員会の主な役割は、D&ADの統制管理のほか、チャリティ活動の機能と戦略を監督するというもの。構成員は、それぞれの分野で指導的役割を果たす人物が会員により選出され、過去のD&AD賞入賞者らが投票して決定する。広告会社1枠、デザイン制作会社2枠、その他クリエイティブ産業にかかわる人物3人で構成される。

広告会社枠は、デジタルエージェンシーDareのエグゼクティブ・クリエイティブディレクター、Flo Heiss氏。デザイン制作会社枠にはAirsideの創設者Nat Hunter氏とSomeOneの創設者Simon Manchipp氏が就いた。

9月21日(現地時間)に開かれる第1回幹部委員会会議では、委員長代理の選出が行われる予定。