ネットで売れる戦術 第2回 広告ランディングページを作る――「販促会議12月号」より

文:売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ氏

インターネット上でモノを売る際、ランディングページを作り、ユーザーの興味を引きつける必要がある。九州で一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事する、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が良いと考えるランディングページを紹介してもらい、その良さを客観的に解説してもらう。

第2回は、ネット広告からの誘引先としてランディングページが必要な理由を解説する。

(ここでは、

販促会議2011年12月号

に掲載している第2回の全文を掲載します)

ネット広告から「本サイト」へ誘導するから失敗している

新日本製薬「ラフィネ スキンケアファンデーション」

まず、ネット広告をやる場合、絶対にやってはいけないことは、広告から「本サイト」に誘導することである。

いまだにネット広告から「本サイト」の“トップページ”に誘導している広告主をたまに見かけるが、これでは消費者が特定の商品を求めて広告をクリックしたのにもかかわらず、到達したページで改めてその商品を探さなくてはならなくなる。これはネット広告を出稿する際ご法度で、最悪のパターンである。これではコンバージョンは上がらない。

また、ちょっと進んだ広告主の多くは、ネット広告から「本サイト」の“商品ページ”に誘導している。トップページへ誘導するよりは良いが、それでもコンバージョン率はイマイチだ。なぜなら、商品ページではほとんどの場合、サイドバーでほかの商品も羅列しているからである。「あわよくばほかの商品も買ってくれる」と思うかもしれないが、例えば“商品A”でネット広告を打った場合、ズバリ99%のお客さまはその“商品A”しか買わない。商品B や商品C を買うことはまずない。

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