いま大事なのは正しく恐れること。そしてユーモアを忘れないこと――正しい方法を知れば 内部被曝は防げる

ストレスのない暮らしが最大の予防医学

講演

子ども連れのお母さんたちも熱心に講演に聞き入った。


講演2

チェルノブイリ事故による放射能の影響で、奇形児やガンが増えているといったインターネットなどからの情報の真偽について質問する来場者。質問に対するナージャ院長の説明は次の通り。事故後妊婦に対する医療制度が充実し、放射能の影響が重篤と認められる胎児に関しては中絶が勧告されることや、これまでに放射能の影響と断定される奇形は認められないと説明した。

いま、福島県をはじめ、ホットスポットに住んでいる方々は健康への不安を抱えていることでしょう。高い濃度の放射線が検出されるところは移住が必要です。しかし、私たちの経験から明らかな通り、年間1~5mSvの範囲までなら、食事に気をつけることで、内部被曝を抑えることができます。25年間汚染地帯に住んでいる私自身が病気もせず、健康に暮らしていますし、ベトカ地区の住民の平均寿命は、ベラルーシの汚染されていない地区とほとんど同じです。小児甲状腺がんを除くと、大人に関しては疾病との因果関係も確認されていません。

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