映像コンテンツをユーチューブに集約
パナソニックは5日、同社グループの製品や企業情報を映像で紹介する動画ポータルサイト「チャンネルパナソニック」をリニューアルした。同サイトは、2003年に開設し今年で10周年。節目の年にサイトのリニューアルを図るとともに、ユーチューブ上にも専用のブランドチャンネルを開設し、より幅広いユーザー層に対応する。
これまで自社サイト内に置いていた映像素材を、今後は基本的に全てユーチューブに置き、「グローバル対応、ソーシャル対応、コストの観点からユーチューブをフル活用する」(コーポレートコミュニケーション部門コンテンツ企画センター)方針。「ブランドチャネルをしっかり持つことで、1、2本の映像を上げるためだけに、小さなアカウントが多数生まれることをなくし、ワンブランドでの発信力を強化したい」。
同社は2010年8月、世界中のパナソニックのニュースをグローバル発信することを目的に「Panasonic News Portal」を開設。写真や動画を使った発信力の強化に取り組んでおり、リニューアルしたチャンネルパナソニックやユーチューブのブランドチャンネルも、このサイトと連携する。
※Panasonic News Portalを含む同社のサイト運用戦略については、発売中の『広報会議』2012年5月号「コーポレートサイト運用白書」でもご紹介しています。

