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星出宇宙飛行士のISS滞在テーマソング「あぁ無重力 ココロがはずむ」配信へ

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11日、都内で行われた発表会には、シンガーソングライターの河口恭吾氏(中)のほか、JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 事業推進部長 上野精一氏(右)、企画者である博報堂の松澤巧氏が登壇。約30のメディアが集まった。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は11日、星出彰彦宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションを広く社会に知ってもらうためのテーマソング「あぁ無重力 ココロがはずむ」を制作したと発表した。

テーマソングはシンガーソングライター・河口恭吾氏の作詞作曲で、15日のロケット打ち上げ時に行うJAXAインターネット放送番組で流すほか、各メディアに音源を提供し、番組内で流してもらうことを想定している。8月初旬からはiTunesでの楽曲配信、レコチョク、ドワンゴ、music.jpでの着うた配信も予定している。

JAXA宇宙飛行士の長期滞在は、若田、野口、古川の各宇宙飛行士に続き、今回が4例目。「日本人の宇宙滞在は、黙っていても話題になるようなニュースではなくなってきたことを踏まえ、これまで行っているステージイベントのようなものではなく、新たなPR手法を試行した」(JAXA広報部)。

星出宇宙飛行士およびその長期滞在について、効果的にかつ広く知ってもらうため、テレビ、新聞、雑誌、Webサイト、SNSなどさまざまな媒体を活用した企画提案を3月に公募。集まった複数の案から、博報堂が提案したテーマソングの制作案を採択した。

「従来はJAXAが企画し、その委託先として広告会社などに関わっていただくことが多かったが、今回は斬新な企画を求めていたため、企画案自体を募集した」。

テーマソングには、90分で地球を1周するISSのスピードを感じられる「今日15回目の朝焼けがまぶしい」という歌詞や、めだかを持ち込んで脊柱動物の宇宙滞在の影響を観察する星出宇宙飛行士のミッションを想起させる「メダカの学校も今じゃ宇宙にあるから」などの歌詞が含まれ、「宇宙滞在のミッションをより具体的に、身近に感じてもらえる内容」になっている。

テーマソングは、現在JAXAホームページから一部視聴できる。