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高知県、首都圏でのPR活動を本格化

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高知PR

会で挨拶をする高知県観光振興課部長 久保博道氏。会では県担当者らから、高知県の持つ魅力について発表が行われた。

高知県は24日、首都圏向け観光集客PRの一環として、首都圏メディアを集めた情報交換会を東京・銀座の県アンテナショップ「まるごと高知」で開催した。県は、今後首都圏メディアに対する情報発信及びPR活動を強化させていく方針。全国の地域プロデュースやコンテンツ開発に力を入れる古舘プロジェクトと組み、事業を推進していく。

情報交換会は、首都圏メディアとのネットワークの構築・拡大を図るとともに、メディアが持つ高知県に対するイメージや意見を引き出す狙いで開催された。会では高知県観光振興部長による挨拶の後、今後の取り組みや県の持つ魅力について県担当者らから発表が行われ、県の地酒や食を振る舞いながら意見交換会が行われた。発表の中では、高知県の持つ魅力にとりつかれ、生まれ育った神奈川県から今年高知に移住した女性から“よさこいの練習が始まると中心市街地の商店街は踊り子優先”、“商店街全体が酒席へと変わる高知の酒文化”など「移住者から見た高知の魅力」について熱いトークが繰り広げられ、訪れたメディアから笑いが起こった。会には、民放テレビ、雑誌など合計15人ほどのメディアが集まった。

高知県は、今年5月にポータルサイト『goo』が行った「実は一度も訪れたことがない都道府県ランキング」で1位を獲得。今や全国に広がっている“よさこい祭り”や、「国交省水質ランキング」・「夏の水辺利用率」全国1位を誇る清流・仁淀川、豊富な酒・食文化など県の持つ魅力を広く発信していくことで幅広い層の観光誘致を狙っていく。また、特に女性観光客の誘致にも力を入れるべく「女子旅プロジェクト」を発足し、6月に県の観光特使に就任したハローキティの3代目デザイナー・山口裕子氏(高知市出身)を筆頭に活動を行っていく考え。