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きれいな水を世界の子どもに。「TAP PROJECT JAPAN 2012」スタート

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2007年にニューヨークで開始された「TAP PROJECT」は、レストラン・カフェで提供されるお水やお茶に対して任意で 100 円もしくはそれ以上の募金をしてもらうという活動だ。日本では日本ユニセフ協会と hakuhodo i+d および博報堂の有志メンバーと、全国のレストラン・カフェとの協働により2009年に開始。当初は東京およびに横浜エリアのみだったが、年々開催地域を拡大している。

活動4年目を迎えた今年、7月28日から全国38都道府県425店舗のレストラン・カフェで「TAP PROJECT JAPAN 2012」が展開される。各店内には、「TAP PROJECT JAPAN」の趣旨を説明したテーブルカードが用意され、来店者に理解をしてもらった上で、チップの感覚で任意の金額を置いてもらう。また、一部店舗ではカウンターなどに設置された募金箱による募金も実施される。

2009年と2010年に実施されたTAP PROJECTを通じた支援では、アフリカ・マダガスカの35の小学校に、33ヶ所の井戸や給水施設、そして120基のトイレを設置。主に子どもたちを対象に衛生習慣を普及する活動も行われている。昨年は急遽、東日本大震災の被災地支援に目的を変えて実施したが、本年度集まった募金は本来の趣旨に戻し、マダガスカルでユニセフが行う水と衛生の支援事業に役立てられる。

本年度の「TAP PROJECT JAPAN 2012」の開催は、8月5日まで。実施レストランについては、ウェブを参照のこと。