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「結婚するなら浪費家よりもケチな彼」 お金にシビアなイマドキの男女にソーシャル婚活のススメ

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大和ネクスト銀行とスターツ出版は、東京OLの恋とキレイを応援するサイト「オズモール」を利用する女性を対象に、恋愛に関するホンネ調査を実施、その結果を発表した。

調査タイトルは「ケチな彼と浪費家の彼、どちらを選ぶ?」。調査は、スターツ出版が運営するオズモールサイトを利用する350名を対象に、2013年1月7日(月)~1月14日(月)の1週間、インターネットリサーチで行われた。

「ケチな彼と浪費家の彼、どちらを選ぶ?」という質問には、65%が「ケチな彼」を選択。その理由は、次の通り。

 1位 84票 浪費家はお金に困りそうで嫌
 2位 42票 お金の管理がしっかりしている
 3位 34票 結婚するなら堅実な方が安心
 4位 13票 自分もケチだからやっていけそう
 5位 10票 自分の浪費を管理してくれそう

反対に、「浪費家の彼」を選んだ35%の人があげる理由は次の通り。

 1位 49票 ケチな彼と居ても楽しくない
 2位 19票 お金を自分に使ってもらえる
 3位 13票 浪費するだけの収入があれば良い
 4位 8票 管理してあげれば問題ない
 5位 5票 浪費家の方が男らしい

また、「彼の収入がなくなったら、養ってあげる自信はある?」という問いには、『まったく自信がない女性』や『収入がなければ別れを選ぶ女性』が5割を占めた。

男女の年収格差は年々狭まっているものの、まだ、女性の平均賃金水準は、男性の60〜70%程度(2008年、厚労省の調査では、男性を100.0とした場合、女性は67.8)。いまなお経済弱者である女性は、お金にシビアにならざるを得ないのかもしれない。

一方、婚活サイト「エキサイト恋愛結婚」が、ネット婚活中の会員を対象に昨年実施した調査では、「自分より女性の年収がかなり高くてもOK」な男性が73%という結果だった。全世代の平均では、男性は女性よりも多くの収入を得ているが、経済の先行きが不透明ななかでは、男性も将来不安がぬぐえず、その分、女性が多くの収入を得ていることはポジティブにとらえられているようだ。

両調査をみると、トレンドを左右するカップル消費の傾向は、右肩上がりの時代や「消費は美徳」のバブル時代と比べてかなり抑制が効いていると予想される。経済の先行きが不透明ななか、恋愛や結婚においても、「お金」との向き合い方が問われている。

そんなシビアな時代を生きるイマドキの男女には、「社会貢献婚活」がお勧めというのは、ソーシャルビジネス・プランナーの竹井善昭氏だ。「キャリア・デザインと同様、ライフ・デザインの一環として、まじめにパートナー探しを考えている」男女には、エコを意識したまじめなアクティビティが効果的という。実際、エコイベントのプランニングなどを行っているエコブランド(代表取締役・東大史氏)では、エコをテーマとした合コン=「ecoコン」を展開し、好評を博しているという。たとえば、森林保全活動に取組む森合コンは、毎回満員御礼になっているという。

社会貢献活動を通して自分探しをしながら、社会や将来の夢を語り合う。将来へのお金の不安が立ちはだかって、積極的になれない男女には、前向きな気持ちを盛り上げてくれる合コンが効くのかもしれない。

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『環境会議』『人間会議』は2000年の創刊以来、「社会貢献クラス」を目指すすべての人に役だつ情報発信を行っています。企業が信頼を得るために欠かせないCSRの本質を環境と哲学の二つの視座からわかりやすくお届けします。企業の経営層、環境・CSR部門、経営企画室をはじめ、環境や哲学・倫理に関わる学識者やNGO・NPOといったさまざまな分野で社会貢献を考える方々のコミュニケーション・プラットフォームとなっています。
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