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電通と電通国際情報サービス、新たなCRMプラットフォームを開発

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電通と電通国際情報サービス(ISID)は7日、共同開発した新たなCRMプラットフォーム「CubeD(Customer Bonding Engine by Dentsu)」のサービス提供を開始した。

電通は「CubeD」の特徴について、プラットフォームを構成する2つの機能「データ統合」・「データ分析」をマーケティング視点から結合させたことを挙げる。「システムの開発に重きが置かれ、多様な顧客情報を一元化するデータ統合と、その情報をマーケティングに活用するためのデータ分析とが有機的につながらない」という従来のCRMプラットフォームが抱えていた課題を解決すべく、ISIDが開発・提供するマーケティング・プラットフォーム「iPLAss」をシステム基盤として活用し、企画段階から密に連携して開発を進めた。

データ分析にあたっては、独自に開発した分析メソッド「3D-CRM」を採用する。購買実績などで測る「取引レベル」、アンケートでの好意度・サイトアクセスなどで測る「ファンレベル」、ソーシャルメディアなどにおける他者への波及力を測る「波及レベル」という3つの軸で立体的な分析を行い、情報拡散力の高い優良顧客を発見するというもの。これらの分析結果を元に新たな顧客インサイトを発見し、彼らを捉える統合的なコミュニケーション施策をワンストップで提供したい考えだ。

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