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「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」(1)――福里真一

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11月1日、CMプランナー・福里真一さんの著書「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」(宣伝会議刊)が発売になります。本書は月刊「宣伝会議」での2年にわたる連載に新たに書き下ろし原稿を加えて刊行されるものです。発売に先駆け本日から3回にわたり、書籍の一部をご紹介していきます。
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【連載】「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」――福里真一
1、はじめに(こちらの記事です)
2、第1回「電信柱の陰からおずおずと語りはじめる」
3、第2回「幼稚園では藤棚の柱の陰だった」
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(1)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(2)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(3)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(1)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(2)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(3)

はじめに

福里真一(ふくさと・しんいち) ワンスカイ CMプランナー・コピーライター

福里真一 著
定価:本体1,680円(税込)
2013年10月30日より順次発売

この本は、主に広告関係者が読むことが多いと思われる雑誌「宣伝会議」に、2011年4月から、2013年3月までの2年間に連載された文章を中心としたものです。

私は、CMプランナーという仕事をしています。簡単に言えば、テレビCMの企画を考える仕事です。そのCMでは、消費者に向かってどんなメッセージを伝えるべきか。そのためには、どんなタレントが登場して、どんなストーリーで描くのがいいのか、などと考えていき、最終的には、具体的なセリフやナレーションも考えます。テレビCMの脚本家、と考えていただくとわかりやすいかもしれません。

吉本のタレントが総出演したジョージア「明日があるさ」、加藤清史郎くんのトヨタ自動車「こども店長」、サントリーBOSSの「宇宙人ジョーンズ」などが、代表作ということになるのかな、と思います。

CMプランナーというカタカナ職業だし、派手な自信満々の人間を想像するかもしれませんが、まあ、その真逆です。地味で、暗くて、人づきあいが苦手。まさに「電信柱の陰から見てるタイプ」の人間です。

そんな人間が、珍しく表舞台(?)に登場して、何を書いたというのか。
そして、それは、企画という仕事に興味をもつみなさんに、少しは役に立つものになっているのか…。

前置きがあんまり長くなるのもあれですから、よかったら、ためしに読んでみてください。
(次回に続く)

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【連載】「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」――福里真一
1、はじめに(こちらの記事です)
2、第1回「電信柱の陰からおずおずと語りはじめる」
3、第2回「幼稚園では藤棚の柱の陰だった」
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(1)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(2)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(3)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(1)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(2)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(3)

福里真一(ふくさと・しんいち)ワンスカイ CMプランナー・コピーライター
1968年鎌倉生まれ。一橋大学社会学部卒業。92年電通入社。01年よりワンスカイ所属。いままでに1000本以上のテレビCMを企画・制作している。主な仕事に、吉本総出演で話題になったジョージア「明日があるさ」、樹木希林らの富士フイルム「フジカラーのお店」、トミー・リー・ジョーンズ主演によるサントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「こども店長」「ReBORN 信長と秀吉」「TOYOTOWN」、ENEOS「エネゴリくん」、東洋水産「マルちゃん正麺」など。その暗い性格からは想像がつかない、親しみのわくCMを、数多くつくりだしている。