『電信柱の陰から見てるタイプの企画術』刊行記念特別対談② 谷山雅計×福里真一「企画に向いているタイプとは?」(1)

人気者ほど最初につまづく!?

谷山:

実は学生時代に人気者だった人のほうが、こういう仕事に就いてから悩むことが多いような気がします。昔、僕の下に「大学時代、サークルの中心人物でした!」みたいな奴がついたことがあったんですが、そいつが「学生時代には何を言っても、みんなが笑ってくれたのに、この会社に入ったら、出す案すべてをけちょんけちょんに貶される…」と悩んでいて。その時に話したのが「学生時代はお前自身の“人柄”が皆から愛されていたんだ。でも広告の企画というものは、考えた人間から離れ、企画だけが判断されるものなんだ」ということでした。「電信柱タイプ」はそういうギャップを味わうことがない分、いいのかもしれないですよ。

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