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第33回白川忍賞は、鏡明氏に決定

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鏡明氏(ドリル エグゼクティブ・アドバイザー、全日本シーエム放送連盟国際委員会委員長)

第33回「東京広告協会 白川忍賞」選考委員会は、ドリル エグゼクティブ・アドバイザーで、全日本シーエム放送連盟国際委員会委員長を務める鏡明氏に贈賞することを決定した。

同賞は昭和22年に設立された日本広告会(現東京広告協会)の初代理事長・故白川忍氏(㈱資生堂宣伝普及部長、同常務取締役等歴任)より贈与された寄付金をもとに、昭和57年に制定されたもので、同氏の広告界における卓越した業績を讃えて、毎年広告の発展向上に貢献した業績や活動に対して贈られる。

鏡氏は1971年電通入社後、長年トップクリエーターとして活躍し、ACC賞、カンヌ、アドフェストをはじめとする国内外の広告賞を多数受賞。2002年、アジア太平洋広告祭(アドフェスト)でアジア人初の審査委員長、2009年カンヌ国際広告祭では東アジア初の審査委員長を務め、2012年のアドフェストでは、「ロータス・レジェンド」として表彰されるなど、1クリエーターの域を超えて、公益目的事業に大きく貢献した。

また、全広連が日本代表チームを選考・派遣するアドフェスト「ヤング・ロータス・ワークショップ」の国内選考会審査員長や、全広連主催「シンポジウム」のモデレーターを務めるなど、協会活動にも多大な尽力をされた功績がみとめられ、今回の贈賞となった。

 贈賞式は、2014年2月21日、丸の内・東京會舘で開かれる第86回東京広告協会定時総会の席上行われる。