内沼晋太郎さんに聞きに行く 「マージナルな場に飛び出す人の仕事術」(前編)

出版業界の未来は暗くても、本の未来は明るい

廣田:

『本の逆襲』を読んで面白かったのが、「本」と書かれているところを「広告」に一括変換しても、すべて意味が通じるということなんです。

出版業界に本をつくって店頭に並べれば売れる時代があったように、広告もつくって流せば、商品が売れる時代があった。なので、広告をつくることで満足してしまっていたのですが、メディアが増え、世の中の情報量も増えたら、広告には「人を動かす」ことがより求められるようになって、2000年代初頭くらいから「コミュニケーションデザイン」という考え方が出てきました。

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