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カンヌ2014 グランプリ受賞のブリティッシュ・エアウェイズ、生体データの可視化で機内サービスの改善めざす

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先日閉幕したカンヌライオンズ2014のダイレクト部門でグランプリを獲得した、英国の航空会社 ブリティッシュ・エアウェイズの「MAGIC OF FLIYNG」。

同社の航空機の高度や緯度・経度など位置情報をリアルタイムで取得、ビルの屋上に設置された広告の上空に飛行機が差し掛かかると、広告がその飛行機を指差す子どもの姿と航空機の便名・行き先を表示する映像に自動的に切り替わるというものだった。

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同社が6月末、乗客の脳波に反応して色が変わる毛布の運用実験を行ったことが、国内外で話題になっている。

「Happines Blanket(幸せのブランケット)」と名づけられたこの毛布は、脳波を測定するセンサーと光ファイバーが織り込まれた特殊な素材でできており、乗客の気分の変化に合わせて色が変わる。

乗客がストレスや不安を感じると赤色に、リラックスしていれば青色になる。

この実験は、ロンドン・ニューヨーク間を飛行する実際のフライトで行われた。

特別に開発されたヘッドセットで脳波を測り、乗客が感じている“快適度”を1~100の数値に変換、その数値はブルートゥース経由でブランケットに織り込まれたLEDライトに転送され、数値が低ければ赤色に、高ければ青色に光るという仕組み。

数値の変化をデータとして記録し、乗客の快適度がいつ、どんな場面で高まるかを調べた。取得したデータは、機内における快適な休息や睡眠をサポートするためのサービス改善に役立てるという。

機内食を出すタイミングや、映画などエンターテインメントプログラムの内容、シートポジションなど、最も理想的な形でのサービス提供につなげたい考え。

担当エージェンシーはオグルヴィ・ワン・ロンドン。クリエイティブチームには、「MAGIC OF FLIYNG」の際のメンバーも一部参加した。

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また、実験の様子をまとめたムービーの末尾には、「フライト中の良質な眠りの効果を過小評価してはいけません」というメッセージとともに、同社が導入している新機種 エアバスA380とボーイング787ドリームライナーの機内サービスについて紹介する特設サイトへのリンクが埋め込まれており、同社がより快適な空の旅を実現するためのサービス改善に努めていることを訴求している。


ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/D:デザイナー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/FLASH:flash制作/ME:マークアップ・エンジニア/PGR:プログラマー/EPR:エグゼクティブプロデューサー/PR:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/AP:アカウントプランナー/MA:録音/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/I:イラストレーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター

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