上半期テレビCM出稿量、関東・関西は携帯キャリアを含む「郵便・電信・電話」がトップに

ビデオリサーチ

は5日、関東・関西・名古屋の3地区の各民放5局を対象とした、2014年上半期(1~6月)のテレビCM出稿動向を発表した。

前年同期の出稿量と比較すると、3地区ともスポットは微減、番組提供は微増、総出稿量はほぼ横ばいとなった。番組提供は1~6月のすべての月で前年同月を上回る結果となったが、スポットは関東・関西では前年を上回る月があるものの、名古屋はすべての月で前年を下回った。

地域別の出稿量推移は以下のとおり。

出稿量推移<関東>

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出稿量推移<関西>

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出稿量推移<名古屋>

at_3

商品種類別の出稿量(番組提供+スポット)を見ると、関東・関西の1位は携帯キャリアを含む「郵便・電信・電話」、名古屋の1位は住宅メーカーを含む「住宅・建材総合」となっている。

次ページ 「3地区ともに出稿量を伸ばしたカテゴリー」に続く

3地区ともに出稿量を伸ばしたカテゴリーとしては、

スマ-トフォン用アプリの運営会社などの「他のサービス」、
青汁やスポ-ツドリンクなどが含まれる「他の非アルコール飲料」

関東:

13位・前年比126.6%

関西:

16位:前年比110.7%

名古屋:

18位・前年比116.5%

「ビール・発泡酒・ビールテイスト飲料」

関東:

8位・前年比118.4%

関西:

9位・前年比108.9%

名古屋:

13位・前年比103.4%

「サイダー・炭酸飲料」

関東:

19位・前年比105.2%

関西:

19位・前年比112.5%

名古屋:

20位・前年比113.1%

などが挙げられる。

一方、3地区ともに出稿量が減少したカテゴリーには、

「通信・Web系サービス」

関東:

2位・前年比90.3%

関西:

3位・前年比89.7%

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