今年4月、楽天では同社の持つ様々な広告テクノロジーと40以上のメディアサービスを横断して企画提案を行う新組織「楽天マーケティングジャパン事業」を立ち上げた。いま、この新しい事業で力を発揮し活躍する新しいメンバーを
している。
IDと決済システムをあわせ持った巨大なプラットフォーム
楽天グループでは現在、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」をはじめ、旅行総合サイト「楽天トラベル」やクレジットカード「楽天カード」などの多岐にわたるサービスを展開しているほか、レシピ投稿・閲覧サイト「楽天レシピ」、クチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」など40以上のメディアサービスを運営する。
その会員数は9300万(2014年6月末時点)に上り、日本のインターネットユーザー数の約90%(2014年6月末時点)にも上る数字だという。今年4月に楽天マーケティングジャパン事業を新設したのも、その強みを最大限に活かそうと考えてのことだ。
「ここ数年、ディスプレイの広告枠だけを単純に売る組織からどう脱却するかということが広告営業部の課題でした」と同事業マーケティング部 向谷和男部長は語る。
「我々が持つ、9300万の楽天会員IDは、決済の仕組みにも紐づけられています。この特性やメディアを活用し、様々なクライアントに役立てる巨大なマーケティングプラットフォームを構築する。新たに立ち上げた楽天マーケティングジャパン事業の使命はまさにそこにあります」。
