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JINSの「自分を見る」メガネ—TDWで先行体験ブースを展示

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アイウエアブランドのJINSが今年5月に発表した「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」。一見普通のメガネと変わらない形状にもかかわらず、自分の疲れや眠気や姿勢などをスマートホンでリアルタイムに「見る」ことができる。

重さ36g。プロダクトデザインを手がけたのは、SWdesignの和田智さん。

公式アプリを手がけたのは、齋藤精一さん(ライゾマディクス)と志伯健太郎さん(グライダー)。

一般発売は2015年春を予定。10月25日から11月3日まで開催された「TOKYO DESIGNERS WEEK(TDW)2014」にて、試着体験ができるブースを展示した。
JINS MEMEをかけて視線や顏を動かすと、その動きに合わせて巨大モニターのデジタル映像が、躍動感のあるサウンドとともに変化する。また隣のコーナーでは、スマートホンアプリとの連動で、疲れ・眠さ・体軸の度合いをリアルタイムに診断できるとあって、順番待ちをする来場者がブースからあふれる盛況ぶりだった。

展示ブースでは、ライゾマティクスプロデュースによるデジタルインスタレーションを設置。

これらを可能にしているのは、メガネを支える2つの鼻パッドと眉間部分に搭載された三点式眼電位センサーだ。八方向の視線移動に加え、加速度センサーで瞬きのリズムを、ジャイロセンサーで体軸を測定する。この機能を応用して今後は、オフィスでの「疲れ」や「集中度」を可視化するマネジメントやドライブの安全運転サポート、医療・エンターテインメントなど、さまざまな分野での応用が期待される。こうしたライフサイエンス分野への波及・応用の可能性が高い技術が評価され、10月24日には経済産業省「Innovative Technologies 2014」のHuman部門で審査員特別賞を受賞した。

「EPISODE 01 齋藤精一/RHIZOMATIKS × 志伯健太郎/GLIDER」

※JINS MEMEに関する記事は、
ブレーン2014年7月号【企業とクリエイターの新しい関係「運命共同体」
宣伝会議2014年8月号【自分自身の情報を「見る」JINSの最先端アイウエア】で掲載