商品の“顔”、パッケージが売上に与える影響

橋本:当社のお客様でも、バラを使った体臭を防ぐサプリメントでアルミの袋にシールを貼った簡素なパッケージから、バラのイラストを使ったデジタル印刷に変えたことで、それまで1個単位でしか売れていなかった商品がまとめ買いされるようになった。

つまりは、プレゼント需要を喚起したというケースがありました。ただメーカーさんは自社の商品の質に絶対的な自信を持っているので「パッケージに頼らずとも商品の品質で勝負します」という考えの方も多いです。

自社が日夜努力しているように、他社も努力をし、誰もが美味しい商品を作っている。

改めて消費者にとっては知覚できないくらいの差異しかなくなっているという前提に立つ必要がありますね。

私はマーケティングの第一歩は、お客様を知ることから始まると思っています。お客様の声を聞けば、必ず課題が見えてきて、次に自分たちが何をすべきかが見えてくるはず。

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