手軽さが決め手!アプリを使った懸賞に、ハガキの2倍の応募
大日本印刷「レシプレ!」
前年同期比130%(2014年9月)と売り上げ好調の「ポテリッチ」は、さらなる販売拡大のためクローズドキャンペーンを実施。応募をハガキだけでなく、アプリからも受け付けたところ、応募者の3分の2がアプリを選択した。応募を促進したアプリとは一体どんなものなのか。
プレゼントの応募手段 ハガキよりアプリに支持

カルビーは、コンビニエンスストア限定ブランド「ポテリッチ」のキャンペーンを2014年11月から約2カ月間にわたり展開した。賞品は、声優・歌手の水樹奈々さんが当選者の名前を吹き込んだ目覚まし時計など。商品1袋を1口とし、必要な口数のレシートを集めて応募できる仕組み。応募総数は2万件にのぼった。
同ブランドが水樹さんを起用した施策を行うのは6度目。ターゲット層の20~40代男性が、水樹さんの熱狂的なファン層とも重なるため、人気の定番プレゼントキャンペーンとなっているが、今回から新たな応募方法の導入に挑んだ。
従来は、ハガキのみで応募を受け付けたが、アプリ「レシプレ!」を使った応募を取り入れたのだ。

ポテリッチを担当するカルビー CVS事業本部商品 企画部の山本千夏氏。
「より簡単に応募できる仕組みを取り入れました」と話すのは、ポテリッチを担当するCVS事業本部商品企画部 山本千夏氏。このアプリの導入が、キャンペーンに予想以上の効果をもたらした。
レシプレ!とは、大日本印刷が運営するスマートフォン向けのアプリだ。その使い方は簡単。アプリをダウンロードし、アプリからスマートフォンのカメラを起動させて、応募レシートを読み取るだけ。画面上で「応募する」ボタンを押せば応募が完了してしまう。切手もハガキも必要ない手軽さが特徴だ。