業界外の人材とのコラボで、優れた伝統技術を未来に受け継ぐ――日野浦刃物工房

新しい人材を受け入れる仕組みづくり

日野浦刃物工房の刃物の数々。左と右が「味方屋」作、中央が「司」作。

使う人が異なれば、求められるものは異なる。それが鉈という刃物の特徴だ。一人ひとり、目の前のお客様に合わせたものをつくり上げる、「ユーザーにとっての使いやすさ」を追求する姿勢の原点がここにある。

日野浦氏は、2014年に行われた「燕三条工場の祭典」で実行委員長を務めたことで、メディアからの注目を集めた。

金属加工の産地・燕三条地域で2013年にスタートした同イベントは、普段は見ることのできない数々の工場の内部が一斉解放されるもの。一般の人々が工場を訪れ、職人と対話したり、その手業を間近に見たり、ワークショップに参加したりできる。

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