【前回の記事】「「全日本DM大賞」の審査を終えて感じたこと。」はこちら
ここのところ、このコラムの中にちょこちょこと「コンテンツマーケティング」という言葉が出てきましたが、その事で先日ある友人からメールをもらいました。某IT企業に勤める彼いわく、「お前のコラムは、肝心のコンテンツマーケティングの説明が中途半端だ。もっと
定義づけをはっきりと示すべきだ
。逃げるな!」とのことでした。
決して逃げているつもりはないのですが、たしかに言葉足らずな部分があるのかもしれませんね。これほど世間で「流行って」いるキーワードなんですから。
…というわけで、今回はもう少し俯瞰的な目線でコンテンツマーケティングを整理してみたいと思います。
実はコンテンツマーケティングの定義というのは、生まれ故郷のアメリカでも、まだ厳密には確立されていないのだと思います。もちろん専門家や書物によってさまざまな定義が著されていますが、そのほとんどは漠然としている上、日本とアメリカでの解釈が少し違う部分もあったりで、
「はっきり」とした共通定義を作るのが難しい状態
です(そのあたりまで踏み込んで説明しようとすると本が一冊かけてしまうでしょう) 。
でも、そんな事を言っていると、また彼からメールが来ちゃいそうなので…
「コンテンツマーケティング」は、さまざまなマーケティング手法を包括した概念
と言っていいでしょう。たとえば、街の花屋さんの店主が「ブログ」を立ち上げて、そこに毎週、花にまつわる「記事」を掲載するようになったら、だんだんアクセスが増えて来店する「お客さん」も増えてきた。これもコンテンツマーケティングです。
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向田 裕(通販クリエイティブディレクター/コピーライター)
向田 裕(通販クリエイティブディレクター/コピーライター)
通販クリエイティブディレクター。コピーライター。1990年に総合通信販売会社カタログハウス入社。同社発行「通販生活」の商品ページの企画・商品コピーを担当。95年より読み物ページも兼務。主な企画に「筒井康隆さん、断筆をやめて通販生活に小説を書いてください」(読物記事&CM連動企画)。98年よりテレビコマーシャル制作を兼務 、「じゃぁ、どんな生活がいいの?」「ブッシュ大統領そっくりさんCM」「読者投稿によるCM大賞作」「通販生活の著名人シリーズ」などの企画に携わる。2003年『ピカイチ事典』リニューアルに伴いピカイチ商品開発チームに参加。05年より 「ネット編集部」編集長。2011年より広告企画室 ゼネラルマネージャー。2014年独立後、通販メディア各種制作、コンサルティングの分野で活動。セミナー講師。
向田 裕(通販クリエイティブディレクター/コピーライター)
通販クリエイティブディレクター。コピーライター。1990年に総合通信販売会社カタログハウス入社。同社発行「通販生活」の商品ページの企画・商品コピーを担当。95年より読み物ページも兼務。主な企画に「筒井康隆さん、断筆をやめて通販生活に小説を書いてください」(読物記事&CM連動企画)。98年よりテレビコマーシャル制作を兼務 、「じゃぁ、どんな生活がいいの?」「ブッシュ大統領そっくりさんCM」「読者投稿によるCM大賞作」「通販生活の著名人シリーズ」などの企画に携わる。2003年『ピカイチ事典』リニューアルに伴いピカイチ商品開発チームに参加。05年より 「ネット編集部」編集長。2011年より広告企画室 ゼネラルマネージャー。2014年独立後、通販メディア各種制作、コンサルティングの分野で活動。セミナー講師。
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