「日本のグラフィックデザイン2015」が、8月5日まで東京ミッドタウン デザインハブで開催されている。
本展は日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、1981年より発行を続ける年鑑「Graphic Design in Japan」の掲載作品の中から、亀倉雄策賞を受賞した佐野研二郎氏、およびJAGDA賞の受賞作品などを含む約300点の作品を、実物およびモニターで展示する。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を知ることができる。
会期中にはゲストを迎え、二つのトークイベントが実施される。7月24日には、本年度の年鑑編集長を務める服部一成氏と、JAGDA年鑑委員の菊地敦己氏が聞き手となり、ネットワーカー/古雑誌蒐集家/周辺文化研究家で知られるばるぼら氏によるトークイベントを開催。テーマは、「グラフィックデザイナーのゆくえ」だ。ばるぼら氏は本年度の年鑑の巻頭言を執筆している。
8月1日には同じく年鑑委員の中村至男氏、本年度の年鑑のブックデザインも担当している田中良治氏が聞き手となり、NHK Eテレ『2355/0655』ID映像、YouTube「見るだけゲーム」などで注目を集める研究者/映像作家 菅俊一氏とトーク。テーマは「グラフィックデザインのゆくえ」である。
いずれも、参加費は1ドリンク付1,000円(JAGDA会員・フレンドメンバーは無料)。デザインハブサイトから申し込みのこと。定員になり次第、締切となる。
企画展「日本のグラフィックデザイン2015」 企画概要
会期:開催中、8月5日(水)11:00–19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
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