つくり手が意識を変えれば、賞は獲れる——電通 澤本嘉光さん

——日本のテレビ番組のアイデアが広告にも生かせるかもしれない、ということですか?

わかりやすく言えば、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の1コーナーのアイデアを使った動画を出せばきっと受賞できる、ということです。80年代後半のバラエティ黄金期のコーナーだと思って、時間の制限を気にせずに考えたらどうかと。あとは、そのアイデアと、商品といかに結び付けるかを考えれば広告の企画になります。例えば、昔見た映像で、公衆トイレに入ったらドアも屋根も全部吹っ飛んで丸見えになってしまうというものがありました。下品だけど絶対に笑ってしまいますよね。それに「ちゃんとした家を建てましょう」と入れたら、住宅メーカーのCMになるかもしれない。色々なアイデアが考えられると思うし、動画カテゴリではそれで十分通用すると思います。

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