メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

伝統×イノベーションの「匠」を表彰する「三井ゴールデン匠賞」創設

share

三井グループ24社が構成する「三井広報委員会」は、日本の伝統工芸文化の発展に寄与する<伝統×イノベーション>の「匠」を表彰する「三井ゴールデン匠賞」の創設を発表した。

同広報委員会は「人を大切にし、多様な個性と価値を尊重することで社会を豊かにする」という理念のもと、さまざまな社会貢献活動を行っている。1972年に開始したプロ野球の「守備のベストナイン」を選出する「三井ゴールデン・グラブ賞」も、その一つである。

今回創設された「三井ゴールデン匠賞」は、日本の伝統文化を継承しつつも、新たに革新的アイデアを積極的に取り入れることで、さらに発展させている個人またはグループを表彰することを目的としている。

本賞創設にあたり、三井ゴールデン匠賞審査員を務め、伝統的工芸品産業振興協会専務理事である酒井正明氏は「今日の生活から遠ざかりつつある伝統的工芸品が、三井ゴールデン匠賞によって注目され、この業界に必要な改革を推進し、産地の活性化に努めた方々などが表彰されることで、産地関係者のモチベーションが向上し、更に改革が進むことが期待される。世界から信頼される日本のモノ造り、その原点ともいえる伝統的工芸品を更に改善し、世界中の人々に発信してほしい」とコメントしている。

応募資格は、伝統工芸品、日用品などに新しいアイデアを加味したオリジナリティあふれる取り組みを実現していること。原則として、100年以上続く伝統的な技術・技法により製造されていること。国際的な取り組みを行っている、または今後海外に展開する可能性が高いことなど。

審査委員長 飯野健司氏(三井広報委員会 委員長、三井不動産 取締役常務執行役員)をはじめとする13名の審査員が審査にあたり、三井ゴールデン匠賞、グランプリ、モストポピュラー賞(この賞のみ最終的にWeb投票)を選出する。

応募受付は、9月17日から。三井ゴールデン匠賞公式サイトより専用の応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、作品の写真を添えて当事務局宛てに郵送のこと。応募締切は、11月30日で消印有効。

三井ゴールデン匠賞 概要

■主 催:三井広報委員会
■後 援:経済産業省、 一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会
■特別協力:読売新聞社、宣伝会議
■賞の種類/賞金:
・三井ゴールデン匠賞:50万円
・グランプリ:100万円
(三井ゴールデン匠賞50万円+グランプリ50 万円 計100万円)
・モストポピュラー賞:70万円
(三井ゴールデン匠賞50万円+モストポピュラー賞20万円 計70万円)
■審査員
・審査員長 飯野健司(三井広報委員会 委員長、三井不動産 取締役常務執行役員)
・審査員
赤瀬浩成(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 代表取締役)/内村宏(三越伊勢丹 商品統括部 呉服美術統括部 美術商品部長)/グエナエル・ニコラ(デザインスタジオ「キュリオシティ」 代表)/酒井正明(伝統的工芸品産業振興協会 専務理事)/佐々木千雅子(伝統的工芸品産業振興協会 相談員)/佐藤達郎(多摩美術大学 教授/コミュニケーション・ラボ 代表)/ゾェルゲル・ニコラ(老舗梅干専門店「ちん里う本店」役員)/田中里沙(宣伝会議 取締役副社長兼編集室長)/ボブ田中(東北芸術工科大学デザイン工学部 教授、創造性開発研究センター 研究員/ボブ田中事務所 代表)/水野学(クリエイティブディレクター/good design company 代表/慶應義塾大学 特別招聘准教授)/矢島里佳(和える 代表取締役)/山田遊(バイヤー 監修者)
■応募期間:2015年9月17日(木)~11月30日(月)
■発 表:2016年2月予定
■贈 賞 式:2016年3月29日(火)(会場:よみうり大手町ホール)
■問い合わせ
「三井ゴールデン匠賞」事務局(宣伝会議内)
TEL:03-3475-7673(月~金 9時~18時)