【ポイント2】テレビVSデジタル、メディア予算配分はどう変化する?
巨大な“テレビ・ダラー”のゆくえ
「デジタル時代」と言われるようになって久しいが、日本のみならず米国においても、メディア別の広告投資配分は依然としてテレビの割合が圧倒的に大きい。
榮枝氏が提示した、さまざまな業種・業態の企業のメディア予算構成比を見ても、アマゾン、ネットフリックス、ファイザー、ナイキ、ベライゾン、アメリカン・エキスプレスのうち、インターネット(ディスプレイ+検索)広告費比率がテレビ広告費比率を上回っているのは、アマゾンとアメリカン・エキスプレスだけだった。