ウェーバー・シャンドウィックは21日、世界55カ国のCEOらを対象とした「経営層におけるジェンダーの平等性」に関する調査結果を発表した。調査は9月中旬から下旬にかけてオンラインで実施された。売上規模2億5000万~100億ドル超の企業のCEO・幹部ら327人が対象。
調査結果によると、回答者の7割超が「2030年までに、企業における男女比の不均衡が解消される」「経営者層における、男女比の平準化が達成される」と予測している。
一方で、「実際に不均衡を解消するための具体的な目標を設定する」と回答した経営者は56%、「経営者にとってジェンダーの平等性は優先順位の高い課題」と回答した企業幹部は39%に留まった。
同社では「フォーチュン・グローバル100」の選出企業における、経営陣の男女比平準化を測る指標「ウェーバー・シャンドウィックGFPインデックス」を取りまとめている。2015年の分析によると、世界の大手企業の経営幹部のうち女性が占める割合は12.5%に留まっている。
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