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「Dentsu Lab Tokyo」が電通本社ビル内に専用スタジオ開設、本格始動

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中長期の研究開発をベースに ビョークとの共創プロジェクトなどが進行中

同ラボで取り組んでいくのは、中長期的にリソースを投資して進めるプロジェクト型の表現開発が中心となる。現時点では、「スポーツ」「ミュージック」「パフォーミングアーツ」の3つを主軸テーマに開発を進めている。

フェンシングの太田雄貴選手と共にフェンシングの動きをビジュアライズするプロジェクト「Fencing Visualized Project」のほか、世界的アーティスト ビョークと新しいテクノロジー表現を共創するプロジェクトが発表に向けて進行中だ。伝統芸能の動きをテクノロジーで紐解き、発信していくプロジェクトもあるという。

「オリエンから2週間でプレゼンといった従来の広告のスケジュールで、世の中に定着していく身体性を持ったデジタル表現やアイデアを完成させるのは難しい。特にスポーツや音楽も含めたパフォーマンス開発の分野は、テクノロジーのポテンシャルがおよぶ範囲が広く、基礎研究的な蓄積が求められます。先を見据えた投資をしながら、クリエイティブの中長期的な開発を行える場にしていきます」。

同ラボではこの3分野に限らず、幅広い課題やテーマにも取り組んでいく予定だ。「僕たちから、取り組む課題について、選り好みはしません。ただしどんな課題でも、新しいアイデアの新しい生み出し方から考えます。そもそも、課題解決的な思考でつくらなくてはいけないとすら思っていません」と菅野氏は言う。従来の広告に留まらない新しい解を求めるクライアントに、期待を超えて応えていく制作チームとして発展させていく。

d-lab

「Dentsu Lab Tokyo」Webサイト

<ディレクター>
古川裕也(クリエーティブ・ボード / CDC センター長 / エグゼクティブ・クリエーティブディレクター)
佐々木康晴(エグゼクティブ・クリエーティブディレクター)
岸勇希(エグゼクティブ・クリエーティブディレクター)
菅野薫(グループ・クリエーティブディレクター / DentsuLabTokyo代表)

<メンバー>
藍耕平(プロデューサー)
飯島章夫(プロデューサー)
池内光(プロデューサー)
大来優(アートディレクター)
小川愛世(プロデューサー)
越智一仁(コミュニケーション・プランナー)
亀高一郎(マネージャー)
木田東吾(クリエーティブ・テクノロジスト)
キリーロバ・ナージャ(クリエーティブ/コピーライター)
後藤萌(プランナー/デザイナー)
菅野了也(クリエーティブ・テクノロジスト)
田中直基(コミュニケーション・プランナー/コピーライター)
筒井晴子(コピーライター)
鳥巣智行(クリエーティブ/コピーライター)
なかのかな(クリエーティブ・テクノロジスト/コミュニケーション・プランナー)
保持壮太郎(プランナー/コピーライター)