JWT 老舗エージェンシーが見せる、データドリブンマーケティングへの本気

「宣伝会議」12月号(11月1日発売)に、ニューヨーク視察研修ツアーのレポートを掲載します。視察から見えてきた米国広告ビジネスの今、そして日本の広告界がめざすべき方向性を5つのキーワードで捉えます。こちらも、ぜひご覧ください。

訪問時、ニューヨークオフィスはリニューアルに向けた工事の真っ最中。リニューアルの目的は部門間の壁を取り払い、コラボレーションが生まれやすい環境をつくること。2016年12月完成予定。

2014年、創業150周年を迎えたJ. WALTER THOMPSON COMPANY(JWT)。世界90カ国・200のオフィスで1万人以上の従業員が働く、WPPグループの中核を担う老舗エージェンシーだ。ユニリーバと110年、ネスレと78年、ロレックスと67年、シェルと53年と、グローバルブランドときわめて長期的なパートナーシップを結んでいる点が特徴だ。

社員の行動指針として「4つのC」(Courage:勇気、Curiosity:好奇心、Capability:能力、Collaboration:コラボレーション)を掲げる同社は、エージェンシーとして目指す姿を「We create pioneering solutions that build enduring brands and business.(我々がつくり出すのは、永続的なブランドやビジネスを生み出す先進的なソリューションだ。)」と説明する。

老舗エージェンシーながら、時代に合った新しい概念・手法を積極的に取り入れ、クライアントの課題解決に臨む姿勢は、リサーチから戦略設計、エグゼキューションまでの一貫した流れを構築し、施策の企画・戦略構築にあたって市場調査やリサーチ、データ分析を重視していることからもうかがえる。

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