ベストセラーを連発しても自分を全く信用していない
中村:
水野さんは本の見せ方も気にしていそうだと思ったんですが、帯やプロモーションにはどんなふうに気を遣ってますか?
水野:
プロモーションまでは意外と考えられないんですよね。取り上げてくれる、くれないまでは決めることができないので。ただ、僕はタイトルやパッケージ、装丁はめちゃくちゃ頑張りますね。たとえば、装丁は今、ほぼ寄藤文平さんとやっていますが、つくり方はたぶん他の人とは違う方法をとっています。事務所に5時間ぐらい一緒にいて、その場でガンガンつくって、いろいろな人に見てもらったり。たくさんのやり方を試していますね。