「金沢」だからこそ実現した仕事
—水口さんは東京にも拠点をお持ちで、宮田さんは金沢に移住。スタイルは違えども、金沢だからこそできた仕事はありますか?水口:
金沢だからということで言えば、「Books under Hotchkiss」をオープンできたことは、とても大きかったですね。ここは毎回特定のアーティストを取り上げ、作品を展示するギャラリーと、そのアーティスト本人が選書した本が購入できる空間があります。同じことを、東京でやれば運営費だけでも相当掛かります。オフィスの立地は悪くないのに、東京と比べてかなり家賃は安い。