見た目の新しさだけでは
初速はつくれても続かない
平井:
僕は長く名古屋に住んでいるので、大和屋守口漬総本家さんの存在感は十分理解していました。路面店も名古屋で随一の繁華街にありますし。ただ、最近手に取る機会が減っているとは思っていました。昔の人は三世代で住んでいたのでよく食べていましたが、最近は美味しいのはわかっているのに、食べるチャンスを失っていた。最初は、酒粕の香りが若い人にとってネックになっているのではと思い、「守口漬ライト」をつくったらどうでしょう?と話したのですが…、それはさすがに皆さんにスルーされてしまいました(笑)。
