個別インタビュー「デジタルシフトは「目的」ではない。すべては消費者次第。」
Q. 消費者に寄り添うことが重要とのことでしたが、どのように消費者を知ればよいでしょうか?
A.
デジタルデバイスの使用頻度が増えたことによって、 マーケターはより多数の消費者を知ることができるように なりました。テレビの時代は、基本的に世帯単位でしか消費者を知ることができなかった。しかし、今はワントゥワンマーケティングの時代。そこでは、いかにデータを取得し活用するかが重要です。データを通じて個人を知ることができたら、そのデータに基づいて個人と個人をつなげ、一定のボリュームを持つグループとして捉えることができます。グループは、「家族」を単位としたものだけではなく、興味関心や行動パターンなど、データを組み合わせることで、さまざまな切り口のものをつくることができます。
